明太子の産地はどこですか？

明太子の原料となるスケトウタラの卵はベーリング海北海域、オホーツク海および北海道沿岸が主な漁獲海域です。かねすえでは、それらの産地から冷凍輸送された原料を解凍から最終工程にいたる全てを国内自社工場で一貫して製造しております。

明太子の名前の由来は？

スケトウタラを朝鮮語で「ミョンテ」と言い「明太魚」、「明太」と書くことから、スケトウタラの子（卵）を「めんたいこ（明太子）」と呼ぶようになりました。

たらこと明太子の違いは何ですか？

「たらこ」と「めんたいこ」はともに「スケトウタラ」の卵が原料です。「たらこ」は「タラ」の子だから「たらこ」又は、塩蔵したものを「塩たらこ」。また、韓国ではスケトウタラのことを「明太＝ミョンテ」といいます。その「明太」の子を唐辛子や調味液に漬け込んだものを「明太子」と呼ぶようになりました。

賞味期限はどのくらいですか？

冷凍状態での賞味期限は３ヶ月（－１８℃以下）、解凍後の賞味期限は７日（１０℃以下）となっております。賞味期限は紙箱の裏面に印字、またはパッケージにシールを貼っていますので必ずご確認ください。

正しい保存方法は？

冷凍状態でお届けしますので、すぐお召し上がりにならない場合は、そのまま冷凍して下さい。「氷温熟成」からし明太子（商品番号A0200番、A0300番、A0500番）、「氷温熟成」無着色からし明太子（商品番号B0200番、B0300番、B0500番）は１００ｇずつ包装しておりますので便利です。

明太子の解凍方法

解凍の際は、お召し上がりの分だけを前の日に冷凍庫から冷蔵庫に移し、一晩を目安に冷蔵庫内にて解凍してください。凍結したものを解凍した場合、商品の賞味期限に関わらず７日以内にお召し上がり下さい。 ※一度解凍したものを再凍結しますと、本来の風味が損なわれますので、出来るだけお避け下さい。

カロリーはどのくらいありますか？

辛子明太子１００ｇ当たり約１２６kcalなので、実際に食べる量を２０ｇと考えると約２５．２kcal程度です。（五訂増補　日本食品標準成分表より）

辛子明太子は、どのようにして出来るのですか？

製造工程については、「バーチャル工場見学」で詳しく説明しておりますのでご覧下さい。

ご飯の上にのせて、そのまま明太子を食べる以外、他にどんな食べ方がありますか？

明太子は、さまざまな料理にご利用いただけます。美味しい食べ方に料理レシピをご紹介しておりますので、是非ご覧下さい。

明太子に髪の毛のような物が付いていますが、これは何ですか？

スケトウタラの卵には、黒色でヒモ状の腹膜（通称：ヒゲ）と呼ばれる内臓の一部が付着しています。召し上がっても問題ございませんが、見た目の問題がありますので製造工程において出来る限り取り除くようにしております。 見た目が毛髪と似ているため、「毛髪が入っていた」とお問い合わせをいただく事もございますが、ヒゲの取り除きもれの場合がほとんどです。

明太子の先端が黒、緑色になっているけど大丈夫ですか？

明太子の端部が黒色や緑色になっているものがありますが、これはスケトウタラの胆汁が自然に付着したもので、品質への影響はありません。 食べられても害はございませんが、見た目の問題がありますので製造工程において出来る限り取り除くようにしております。

アニサキスについて教えてください

アニサキスはオキアミを経てサバ、アジ、イワシ、タラ、イカなど様々な魚に寄生している寄生虫です。 人の体内では成虫になれないので通常排出されますが、まれに人の胃や腸壁に侵入し、腹痛などの症状を起こす場合があるといわれています。しかし、アニサキスは－２０℃以下で死滅するという特徴があり、明太子の原料のほとんどが-20℃以下で冷凍されているため人体への影響はありません。よって食べられてもアニサキス食中毒のような症状を起こすことはございませんが、見た目の問題がありますので、製造工程において出来る限り取り除くようにしております。

氷温熟成とは何ですか？

氷温とは摂氏０℃以下でも凍らずに食品が生き続ける温度域のことです。食品はそれぞれに固有な「氷結点」で凍りはじめます。０℃からこの氷結点までの未凍結温度領域を「氷温域」といい、この「氷温域」で食品の貯蔵や加工などを行うことが氷温技術の基本となり、「安全・安心」「健康」「自然のおいしさ」を兼ねそなえた食品がつくられます。

氷温技術を用いると、他の技術にはない３つの効果が相まって、食品素材の持つ本来のうま味を十分に生かすことができます。
（1）高鮮度保持化
氷温の世界では呼吸代謝が抑制されるため、老化の進行が遅くなり、細胞の活性が保たれます。
（2）高品質化
細胞は０℃以下のストレスにさらされると、凍るまいとする自己防御の結果、不凍液を蓄えます。この不凍液に含まれる遊離アミノ酸や糖はうま味成分でもあり、旬の味が形成されるのです。また、まろやかさやしっとり感などの物性面での熟成も進みます。
（3）有害微生物の減少化
氷温の世界では、大腸菌やビブリオ菌などの有害微生物が減少するため、衛生面では最高の環境で食品製造が可能となります。
（http://www.hyo-on.or.jp/　氷温協会ＨＰより引用）